『いつかは賢いレジデント生活』 カン・ユソク、ハン・イェジのラブレター

  • 2025.07.25
  • MEDIA

ELLE Brilliantにユソクさんのインタビューが掲載されていましたので皆さんにご紹介します。

<スタッフ翻訳文>
『いつかは賢いレジデント生活』 カン・ユソク、ハン・イェジのラブレター



今日が二人で初めてのカップルグラビア撮影だったそうですね。特にイェジさんはグラビア自体が初めてだとか。感想はどうですか?

イェジ:思ったよりすごく難しかったです。時計やジュエリーがちゃんと見えるようにしないといけないんですが、体が思うように動かなくて…。でもカップルカットはユソクさんがたくさん助けてくれたので、比較的スムーズに撮影できたと思います。
ユソク:イェジがグラビア初挑戦だと聞いていたけど、すごく上手でびっくりしました。僕が助けたというより、むしろ一緒に撮ることでお互いに支えになった感じですね。

<中略>

お二人はドラマ『いつかは賢いレジデント生活』で「オム・ジェイル」と「キム・サビ」としてカップル役を演じましたよね。性格が正反対の二人の相性を一言で表すと?

イェジ:水と火?
ユソク:いや、水と油じゃない?水は火を消すけど。
イェジ:でも水も火を蒸発させるよ?
ユソク:どっちにしろ、どっちかがなくなるってことでしょ。
イェジ:違うよ、お互いに影響を与え合うんだよ。
ユソク:でもさ、水と油って振ると一瞬混ざるけど、放っておくとまた分離するじゃん。その感じの方がしっくりくる気がするな。

よくわかりました(笑)。まるでジェイルとサビの会話を見ているようですね。もしドラマのキャラが実際に身近にいたら、お互いどんな関係になりそうですか?

イェジ:私は実際にジェイルに惹かれていたと思います。撮影準備で台本の練習をしているときも、サビよりジェイルの方が好きでした。私の周りの人たち、特に両親がジェイルのことをすごく気に入っていました。
ユソク:サビは、MBTIがENFPな僕からすると、最初はちょっと距離を感じるキャラでした。ドラマの中でもティッシュを差し出すのかと思ったら、自分の涙を拭くシーンがあったりして。「なんでこんなに共感力がないの?」って思ったけど、「ああ、元々そういう子なんだな」って気づいてからは、めちゃくちゃ可愛く見えてくるんですよ。「もうこいつ!」って思いながら(笑)。





最近話題の“テト女(理性的な女性)”と“エゲン男(感情的な男性)”の組み合わせにちょっと似ている気がします。お二人の相性、本当にぴったりですね。

ユソク:イェジは僕が相談しても共感してくれたことが一度もないんです。例えば「今回のシーン、本当に難しかったし、うまく撮れなかった気がする」って言っても、無表情で「そういうこともあるよ」って返されるだけ。
イェジ:それはちょっと大げさすぎ!(笑)ちゃんと真剣に相談されたときは聞いてるよ。ただ、普段からユソクさんはそんなに優しくないじゃん?(笑)二人でダンスシーンの練習してるときも、「おい、練習するな、帰れ!」って言ってきて、本当に怒ってるのかと思ったんだから。

私から見ると、イェジさんは冗談と本気の区別がちょっとつきにくいタイプみたいですね?

イェジ:最初は本当にわからなかったです。
ユソク:僕がそういうこと言うときって、99%は冗談だから(笑)。

お二人は同じ学校の先輩・後輩だそうですね?そのことが親しくなるきっかけになったんでしょうか。

イェジ:最初、ユソクさんが撮影現場ですごく気にかけてくれました。わざわざ呼び出して「演技すごく良かったよ」って褒めてくれたり、みんなで食事するときも、私が食べられるものだけ別に取り分けてくれたりして。
ユソク:「演技が上手い」って言ったのは本心だったよ。後輩だから気を使ったとかじゃなくて、純粋にすごいなって思ったから。
イェジ:でも、そういう言葉って意外と簡単には言えないじゃないですか?だから私、撮影現場で一番最初に心を開いた相手がユソクさんだったんです。
ユソク:今でもあんまり仲いいと思ってなさそうだけどね?

いやいや(笑)、内向型と外向型では「仲がいい」の基準が違うのかもしれません。10時間も撮影して疲れているはずなのに、お二人が一緒にいると元気がみなぎってるように見えます。

ユソク:実は昨日、あまり眠れなかったんですよ。最近撮影が増えてきて、ストレス発散のつもりでつい夜更かししちゃうんです。




夜遅くまで起きているときは、何をして過ごすんですか?

ユソク:映画を観たり、日記を書いたりします。夜に何かをしていると、感受性が豊かになって、感覚が研ぎ澄まされる気がするんですよね。

日記を書くんですね。どんなことを書いているんですか?

ユソク:大学のとき、授業の記録を書く課題があって、それがきっかけで習慣になりました。今はそのとき感じたことを率直に書くことが多いです。最近は、ランニングを終えたあとにふと思ったことをスマホにメモしておいたんですよ。「全身が爆発しそうなくらいキツいのに、ドーパミンが回ってすごく気分がいい」って。年を重ねるごとに体力は落ちていくけど、自分だけの時間とか、考える時間、散歩、それに汗をかくくらいの運動が必要だなと思って書きました。

考えごとが増える時間なんですね。

ユソク:ほとんどは取り越し苦労とか、不安ですけどね。デビュー当時、脇役からスタートして少しずつ前に進んでいたときは、本当に「今日やること」だけを考えていました。目の前のことだけ見ていたんです。でも、役が大きくなって撮影の量も増えるにつれて、プレッシャーも大きくなって、いろいろ考えるようになりました。30代になってからは、将来に対する責任感も強くなってきましたし。

ユソクさんは、いつから俳優を目指したんですか?

ユソク:子どものころ、両親がビデオレンタル店を経営していたんです。店を閉めるときに名作だけいくつか残したんですが、その中にあった映画『タイタニック』で、レオナルド・ディカプリオが演じるキャラクターが本当にかっこよく見えたんです。自由な魂を持った存在がスクリーンを圧倒する感じで。そのときは、それが「演技」だとも思ってなかったけど、なんとなく憧れていました。





<中略>

今日はお二人とも、きらめくPIAGETの時計とジュエリーを身につけて撮影されましたよね。人生で「人が一番輝く瞬間」、どんな時だと思いますか?

ユソク:今ふと思ったんですけど、「星が輝いてる」って言うじゃないですか。でも実は、燃えているんですよね。自分自身を燃やしている瞬間が、一番輝いているときだと思うんです。何か目標のために情熱を注いでいるときとか、誰かを心から愛しているとき。自分を見てくれという強い気持ちで、全身の感覚や神経が研ぎ澄まされているような、そんな瞬間に人は本当に輝くんだと思います。
イェジ:私は、人の顔に汗のしずくが浮かんでいる瞬間が一番輝いて見えるんです。私はあまり汗をかかない体質なんですけど、撮影現場で汗をびっしょりかいて働いているスタッフの方たちを見ると、本当にきらきらして見えるんですよ。汗の粒が肌にぷつぷつ浮かぶと、光が反射して実際に輝いて見えますしね。






こちらからインタビューの本文と写真がご覧いただけます。